フォスフォリート of フラメンコ百科事典-歴代フラメンコ歌手

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このコーナーでは、歴代のフラメンコ歌手の中でも
フラメンコの発展に寄与したり、それぞれの時代を代表した
特に重要と思われるフラメンコ歌手をご紹介します。

フォスフォリート  1932年生まれ

最後のカンテの金の鍵を持つフラメンコ歌手 
フォスフォリート(Fosforito)をご紹介しましょう。

フォスフォリート(Antonio Fernandez Diaz)は、
1932年コルドバ県で生まれました。(ご存命です。)

私の師匠のナランヒート・デ・トリアーナと同じ年なこともあって、
かなり親しく、よく一緒にツアーを回ったりしたと聴いています。

後年は、やはりナランヒート・デ・トリアーナと一緒に、
色々なカンテコンクールの審査員を歴任しました。


フォスフォリートは、若いころから様々なコンクールで優勝し、
そのため、フラメンコ歌手としては珍しく、
海外の大手レコード会社と契約をしていたんですよ。



では、今日は少しカンテとレコード会社の話をしたいと思います。

現在、カンテのCDのほとんどが、
地元の小さいレコード会社からリリースされています。

そのせいもあって、カンテのCDは
リリースされた時に作った分ががすべて売り切れてしまったら、
もう同じCDが作られることはまれで、補充されないことが多いんです。

たとえ何年か後に同じCDをまた発売する事があっても、
前に売り出した時と中身は一緒でも、装丁やタイトル名を変えることもしばしば。

CDショップでも、CDが在庫切れにならないようにと
管理しているのは大手のレコード会社のものだけで、
カンテのCDに関しては、お店になければそれっきり、
という対応が多く、注文しても再入荷は難しいようなんです。

もしスペインで欲しいCDに出会ったなら、
次に来た時に買えばいい、なんて思わずに、
その場ですぐに買うことをお勧めします。
スペインではリリースしてから時間がたったCDは、
かなりお手頃になることが多いので、
CDショップに行ったら、丹念に探してみてください。

2014年6月20日筆 Naranjita



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