ローレ・イ・マヌエル of フラメンコ百科事典-歴代フラメンコ歌手

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このコーナーでは、歴代のフラメンコ歌手の中でも
フラメンコの発展に寄与したり、それぞれの時代を代表した
特に重要と思われるフラメンコ歌手をご紹介します。

ローレ・イ・マヌエル  ローレ 1954年生まれ マヌエル 1948年生まれ

夫婦で活動しているローレ・イ・マヌエル(Lole y Manuel)をご紹介しましょう。

歌手のローレ(Dolores Montoya Rodríguez)は1954年セビージャで生まれ
ギターのマヌエル(Manuel Molina Jiménez)は1948年セウタで生まれました。
(お二人ともご存命。セウタはアフリカ大陸北端のスペイン領の街です。)

お2人での活動は1972年からで、ご紹介している歌は、
オリジナルの歌謡曲をブレリアのリズムに乗せたものです。

ローレはカンテも色々歌ってはいるのですが、
人気があるのは、ロマンチックなオリジナルソングが多いですね。

ローレ・イ・マヌエルは、たくさんのアルバムをリリースしていて、
現在でもスペインのCDショップには、二人のCDがたくさん並んでいます。
フラメンコ色のあまり強くないものが多いので、初心者の方にも聞きやすいと思います。

お二人のように、歌手とギタリストが組んで
ひとつのユニットになっているフラメンコ歌手は少なく、
今も数組は活動していますが、基本的には、フラメンコ歌手は個人で活動します。

という訳で、今日は、フラメンコ歌手とギタリストの関係について
少しお話ししたいと思います。

フラメンコ歌手は、一般にいつも決まったギタリストを頼んで歌います。
(スペインではお仕事は歌手に申込みがあり、
その後、歌手が伴奏ギタリストを選びます。  
観客は当日まで誰が伴奏をするのか知らないのが普通です。)

歌いやすいギタリストを探すのはなかなか大変なので、
一度ギタリストを決めたら、複数のギタリストを使う事はあまりありません。

でも、ギタリストは一人のフラメンコ歌手の伴奏だけをすることはまれで、
複数の歌手を同時に受け持っていることが普通です。

理由は、他のジャンルと一緒です。

日本でも、バックミュージシャンは、
何人もの歌手のバックをかけもちしていますよね。

ちなみに、普段のライブ用ギタリストと、CD用のギタリストを、
別にしているカンテさんも多いようです。

これも、他のジャンルの音楽と一緒ですね。

2014年6月16日筆 Naranjita



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