ミュージシャンの為のフラメンコ百科事典

Diccionario Flamenco para los musicos
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更新日 2008-11-25 | 作成日 2008-01-06

フラメンコ百科事典へようこそ。当サイトはフラメンコの様々な情報を通して、もっとフラメンコを好きになって頂ければいいなと思って作っています。
ゆっくり遊んでいって下さい。

フラメンコのパロ(曲種)

実はかなりの数があるフラメンコのパロ(曲種)。各パロ(曲種)の区別の仕方と、それぞれの特徴を説明します。

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フラメンコかどうかを決めるポイントは、実はメロディです。
フラメンコは各パロ(曲種)ごとに決まったメロディがあって、
パロ(曲種)によっては、ひとつのパロ(曲種)に複数のメロディがあることもります。
それらのメロディが全部集まって、フラメンコを作っています。
それぞれのメロディひとつひとつには、特に名前もついてないことが多く、
どのパロ(曲種)に含まれるかだけ決まっていて、譜面もないので、
パロ(曲種)の分類はあくまでも耳だけが頼り。
フラメンコ好きを自負される方にも、パロ(曲種)の分類はかなり難しいですね。

カンティーニャス系の曲

LinkIconカンティーニャス系の説明はこちら

カラコレス

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カンティーニャス系の曲でアレグリアスの次に知られているのがカラコレスでしょう。
カラコレスとは、スペイン語でかたつむりの事で、スペインでは初夏の風物詩として食べられており、特にアンダルシア地方では、バルの定番おつまみになっています。
この時期、町の角々にはまだ生きているかたつむりを売る屋台がでるのですが、その売り声もまた風物詩となっていて、カラコレスは、このかたつむりの売り声がもとになって名づけられています。
もともと、カディスで軍歌として愛されていた地元の歌に、この初夏のかたつむりの売り声、そして冬場の売り声の代表、焼き栗売りの売り声を加えて作られました。
現在の形に作ったのは、フラメンコの世界でただ一人 DON(ドン)という愛称で呼ばれるアントニオチャコン。マドリッドのお客さんに披露するために、もともと軍歌だった歌の部分の歌詞も、物売りがお客さんに口上を述べる歌詞に変えました。
20世紀の初頭、カンテの文化が華やかに盛り上がった頃に生まれたカラコレスは、難易度もかなり高く、一息も長いので歌い手にかなりの肺活量を要求するカンテとしても知られています。
リズムは ”アレグリアス・ソレア” を使い、歴史的にも他のリズムで歌われたことはあまりありません。
また、長い1つのメロディで出来ているので、他のカンテと混ぜ合わせて歌うこともあまりなく、この1曲で完成しているカンテ(カンテコンプレート)とも呼ばれています。
そして、その独特のメロディの長さゆえ、歌詞もほんの数種類しか知られていませんし、他のカンテと歌詞のの使い回しもできません。
踊る場合は、女性が扇を持って踊ることが多く、歌詞の中に出てくる、初夏の暑い日に、かたつむりを買いに来たあまり若くない奥さん(歌詞の中に、お世辞で、まだ結婚したてみたいにきれいと出てきます。)をイメージしていると思われます。


カラコレスで代表的な歌手 アントニオ・チャコン ナランヒート・デ・トリアーナ

LinkIcon"アレグリアス・ソレア"のリズム