ミュージシャンの為のフラメンコ百科事典

Diccionario Flamenco para los musicos
ミュージシャンの為のフラメンコ百科事典 

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更新日 2008-11-25 | 作成日 2008-01-06

フラメンコ百科事典へようこそ。当サイトはフラメンコの様々な情報を通して、もっとフラメンコを好きになって頂ければいいなと思って作っています。
ゆっくり遊んでいって下さい。

フラメンコの楽しみ方

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フラメンコがなんだか気になりはじめた方に、そして、すっかりはまってしまった方のために、
一人で、そしてみんなでフラメンコを楽しむための方法を、いろいろとご紹介します。

CDを買うにはどこに行ったらいいの?
どんなCDを買ったらいいの?
無料で音源って聞けないの?
フラメンコリズムってかっこいいけどどうなってるの?
フラメンコのリズムを身につけたいけどどうしたらいいの?

そんな好奇心旺盛なあたなにこそ読んで頂きたいのです。

フラメンコライヴでのPAセッティングは?

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フラメンコ仲間を見つけて、一緒に練習したら、やはりライブをと思うのではないでしょうか?
そこで、フラメンコライブでのPAセッティングはどうするのか?とお考えになる方もいらっしゃるでしょう。
現在、フラメンコのPAセッティングは、南スペインのセビリアの中心にある大劇場ビジャマルタのやり方がスタンダードになっています。そんなビジャマルタのPA部には、スペイン中の、そして、今では世界中の劇場のPA担当者が多く訪れ、一緒に働きながら学んだり、時々、講習会も開かれるようになりました。
私がビジャマルタ劇場のチーフPA氏の講習会に参加したのは、今から10年近くも前になります。生徒は各国ですでにプロとして活躍しているギタリストが中心でした。機材の性能はその頃に比べると格段とアップしているものの、セッティングの基本的な考え方は今も変わってはいません。
まず、一番大切なことは、フラメンココンサートではエフェクトを徹底的にカットして、なるべく生音に近いものをお客様に届けるということです。大劇場になればなるほど、壁や天井に音が反射して、自然とエフェクトがかかってしまうものです。(また、自然ないいエフェクトがかかるように設計されていたりもします。)なので、PAのフラメンココンサートでの一番大きな仕事は劇場の特性である自然にかかってしまうエフェクトに、逆位相のエフェクトをかけることで、余計な影響を相殺することです。そのために、劇場ごとにセッティングの具体的な方法は大きく変わります。
小さいライブハウスなどでは、そこまで神経質になる必要なありませんが、なるべく生音に近く、音がすっきりと入るようなマイクを選んだり、スピーカーの場所を調整したりするといいでしょう。
では、なぜ、フラメンコではエフェクトをかけてはいけないのでしょうか。
フラメンコは歌から発展した音楽です。そして、ノンエフェクトの理由はその歌、つまりカンテにあります。フラメンコの歌では、たとえば歌にビブラートをかけるかどうかは、歌い手の自由ではありません。メロディの決まった部分にだけ、決まったようにビブラートをかけ、逆にかけてはいけないところでは、ノンビブで歌うことを要求されます。
PAがエフェクトをかけてしまうと、フラメンコ歌手がせっかくノンビブで歌う部分を、きっちりノンビブで歌ったとしても、お客様からは区別がつかなくなってしまいます。
それは、フラメンコならではの決まりごとなのですが、もちろん、その方がお客様の心を打つから、創世記のアーティスト達はそのように決めたのでしょう。