ミネラ of フラメンコ百科事典-データベース

当サイトはフラメンコのカンテと理論の教室 カンテ・デ・ナランヒータが運営しています。

このコーナーでは、フラメンコのパロ(曲種)についてご説明します。

意外と思われるかもしれませんが、ある曲があるとき、
その曲がフラメンコかどうかを決めるポイントは、実はメロディなんです。
フラメンコは各パロ(曲種)ごとに決まったメロディがあって、
パロ(曲種)によっては、ひとつのパロ(曲種)に複数のメロディがあることもあります。
それらのメロディが全部集まって、フラメンコを作っています。
フラメンコには譜面もないので、パロ(曲種)の分類はあくまでも耳だけが頼り。
フラメンコ好きを自負される方にも、パロ(曲種)の分類はかなり難しいことです。

パロの詳しい定義はこちら

フラメンコでは、いくつかのパロ(曲種)を集めたグループ単位で、
パロの勉強をすることが一般的ですので、グループに分けてご紹介します。

(尚、当サイトのグループへの分類方法はカンテ・デ・ナランヒータのオリジナルです。)
(グループ全体の説明から、各パロの説明へと読み進めると理解しやすいようになっています。)

第8グループ  レバンテ系 

LinkIconレバンテ系全体の説明はこちら

ミネラ 

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ミネラ

ミネラは、19世紀の中ごろ、
南スペイン中東部の山間地帯
カルタヘナにもともとあった民謡が、
近代化してできたと言われています。



その後、20世紀の初頭、
マドリッドなどのフラメンココンサートで、数多く歌われ、
多くの観客を魅了しました。

しかし、その後、1950年代に再評価されるまで、
長い間忘れ去られていました。



再評価されたのは、
レバンテ地方のラ・ウニオンという街で行われている
カンテ・デ・ラス・ミナスという歌のコンクールがはじまったことがきっかけです。

このコンクールは、
現地のフラメンコ愛好会の主催ではじまりました。

地元の歌の文化を広くみんなに知ってもらおう、後世に伝えようと、
フラメンコ愛好会に地元の役所も手助けをすることになり、
現在も毎年大々的に開催され、
多くの有名フラメンコ歌手を輩出しています。


ミネラのリズムは、他のレバンテ系のカンテと同じように
ファンダンゴで、リブレで歌われます。



ミネラで代表的な歌手 フォスフォリート

LinkIconファンダンゴのリズムへ
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2012年9月23日筆 Naranjita