このコーナーでは、フラメンコのリズムをご紹介します。
フラメンコは、リズムで曲種が決まるわけではありません。
数多くあるフラメンコのメロディを、
フラメンコ独特のリズムに乗せて歌うもので、
同じメロディでも、異なるリズムに乗せて歌うこともあるんです。
また、時代とともに、同じメロディでも乗せるリズムが変わったりもします。
現在使われているフラメンコのリズムは、以下の5つのパターンしかありません。
最初に5つのリズムを覚えてしまうのも、フラメンコ理解にとても役に立ちます。
タンゴのリズムへ
アレグリアス・ソレアのリズムへ
ブレリアのリズムへ
シギリージャのリズムへ
ファンダンゴのリズムへ
12拍子のリズム2(ブレリア)
12拍子のリズム2(ブレリア)
フラメンコのリズムで一番良く知られているのが、
このブレリアのリズムではないしょうか。
12拍子のリズムで、リズムの頭にアクセントがある、
スピーディでのりのいいリズムです。
アレグリアスやソレアなどの歌も、曲の最後でスピードあげ、
リズムをブレリアに切り替えてから終わる習慣があるほど、
一番、お客様を盛り上げることができるリズムだと言えるでしょう。
ブレリアのリズムは、フラメンコのリズムの中で一番新しく、
1930年代以降に生まれたと言われています。
その後、舞台の世界を飛び出して、アンダルシアでは、
一般のパーティなどでも、人が多く集まるところではブレリアを楽しむようになりました。
また、フラメンココンサートの終わりにアンコールを呼ぶ手拍子を、
ブレリアのリズムで叩くのも、スペインならではでしょう。
ブレリアのリズムには、現在は以下の2種類があり、
通常この2つのリズムを組み合わせて使います。
また、2のリズムはファダンゴのリズムとも呼ばれていて、
スピードをおとせば、ファンダンゴにも使われます。
(○←普通の1拍 ◎←アクセントのある拍)
1)◎○○◎○○◎○◎○◎○
2)◎○○◎○○◎○○◎○○
2008年1月20日筆 Naranjita




